高田です。2019年1月27日に、関東平野の霊峰・筑波山で開催するイベントのご案内です。
筑波山の岩盤を抜けて磨かれる名水が、周辺の土地の豊かさを支えてきました。古来犯してはならない環境の要を守るべく、筑波山神社はじめ、白瀧神社、六所皇大神宮、そして無数の祠が祀られてきました。筑波山は地形的に水脈の要であり、地形を守ることで健康な環境が保たれ、未来永劫に無限の恵みをもたらしてくれる先人の叡智の現れです。
水への祈りを失いつつある今、災害は多発し、気象は荒れ、そして大地も水も浄化の力を失っていくことを考えたいと、筑波南麓のグループの方々によって企画されました。
講演会の後、午後にはフィールドワークとして筑波山の水脈の要の地のひとつである、六所皇大神宮の神域などをみなさまと一緒に歩き、山の見方、水の観察ポインなどをわかりやすくお話いたします。土、水、空気、地形、植生など、絶え間ない循環からなる動的平衡の世界を感じていただければ幸いです。
多くの方のご来場をお待ちしております。
地球守 代表理事 高田宏臣
講演会&フィールドワーク -筑波山南麓の土砂災害を考える-
- 2019年1月25日
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