吉野山環境改善の取組が表彰されました。

地球守・高田 宏臣 (Hiroomi Takada)が大和ハウス工業様からの依頼で2015年度から年4回ペースで環境改善指導に通っています、奈良県吉野町の「吉野山の桜保全活動」が、2019年の「第39回緑の都市賞」国土交通大臣賞(緑の市民協働部門)を受賞しました。この賞は、公益財団法人都市緑化機構が、人々の暮らしに潤いと安らぎを与え、地球温暖化の抑制や生物多様性の保全に寄与する都市の緑地保全と緑化推進の普及啓発を目的として、毎年行う3つの表彰事業のひとつです。事業主体の大和ハウス工業様と公益財団法人吉野山保勝会様が受賞者です。

担当しています花見塚地区では、吉野を有名にしているサクラのみを植樹するのではなく、土中環境を整えながら、山の斜面の地形を安定させるよう、クヌギやコナラなど高木樹種を混ぜたマウンドを適切につくってきました。高木樹種の根が土中深部まで張り巡らされることで、健全な水脈と空気の流れが促され、健全な森が育っていくからです。その作業が年々実を結びつつあります。

©️高田造園設計事務所

このワークショップは、大和ハウス工業の社員のみなさま、大西 秀明さん、奥田由貴乃さんはじめ、関西の仲間やボランティアの方々が多数ご参加くださっているおかげで、環境改善作業を進めることができています。

・緑の都市賞について
https://urbangreen.or.jp/…/u…/2019/10/191017_3show_Press.pdf