大磯町立大磯小学校に落ち葉ステーションが設置されました。

神奈川県の西部にある大磯町。

大磯といえば「海」をイメージされる方が多いと思いますが、実は町の面積の7割は山林。 豊かな自然林を残している高麗山(こまやま)や、徳川家康が鷹狩をしたと言われている鷹取山をはじめ、いくつもの小さな山々が連なるみどり豊かな海沿いの町です。

大磯町にあるふたつの町立小学校のひとつ、大磯小学校が、今年度かながわトラストみどり財団の緑化事業指定校に選ばれました。 その助成金の活用方法をPTAのサポートグループで話し合い、落ち葉ステーションの設置が決まりました。 いずれは給食調理で出る野菜くずなども循環に取り入れ、コンポストとして利用し、そこでできた堆肥を隣接する畑などで使用できたらと、考えているそうです

落ち葉ステーションに使った資材については、みどり財団からの助成金の一部をその購入に充てさせていただきました。また、地球守の「落ち葉は宝」プロジェクトの支援金からは、コナラなどの落葉樹4本と常緑樹2本の苗木を寄付させていただきました。
ご支援くださったみなさまに心より御礼申し上げます!

写真上/苗木を植樹する児童と保護者のみなさん。

今回の設置は全て、PTAの保護者と児童の有志10数名によって行われました。 中でも6尺の焼き杭打ちは相当大変だったと思いますが、みなさん焼き杭の炭で顔を真っ黒にしながらも、一生懸命取り組んでくださいました。
また落ち葉を設置する地面やその周辺にも竹炭やもみ殻くん炭、落ち葉や枝を用いて、その土地をより良くする改善作業も加えながら、楽しく作業させていただきました。

写真上/設置方法は高田造園設計事務所のやり方を参考に。お子さんたちも一緒に楽しく作業しました。

自然界のものは全て循環します。
落ち葉ステーションを通じて、落ち葉を循環の輪に戻す人が一人でも増えていきますように。